心がけ

損の極致

いつも何か役に立つことをブログで発信したいと思っている、うちまです。 

最近はこの心がけのコーナーがマイブーム。なので、今日もいってみたいと思います。

 心がけ

 「広い視野で捉えましょう」

 損の極致

 

鎌倉時代の武将・青砥藤綱(あおと ふじつな)の逸話が『太平記』に記されています。

 ある夜、藤綱が滑川を渡っていた時、誤って十文銭を落としてしまいました。これを拾うため、家来に松明を五十文で買ってこさせ、その灯りで探したのです。「十文拾うのに五十文も使うのは、なんと無駄なこと」と周囲は批判しました。

 対して藤綱は、「たとえ十文の銭でも、探さなければ天下の貨幣は永久に失われてしまう。いま十文銭は手元にあり、松明を買った五十文も商人の手から流通して世に役立つ。合わせて六十文の銭に何も損失はない」と説いたのです。

 「損して得取れ」「損せぬ人に儲けなし」とは、現代でも聞く話です。企業は利益ばかりが出るものでもなく、損失だけが増えるものでもありません。

 金銭にしても何にしても、「損をした」という思いでいると、自分の気持ちまで沈んでいきます。それこそが「損」の極致とも言うべきものです。

 「物の損得は天の配剤」と捉え、短期的・部分的な損得に流されず、長期的・全体的な視点で物事のバランスを考えていきましょう。

≫一時的な利益を得るのは簡単です。しかし、それが長期的に何十倍もの利益を失っては、意味がありませんね。

まさに、目先の利益ばかりに捉われず、全体的な物事を通して見ることが大事だと思います。

____________________

〈お知らせ〉

①医療保険をさらに安くしたい方へ。

●詳細はこちらから

②2017年4月1日より転職しました。

●詳細はこちらから

____________________

〈今日は何の日〉
献血の日
1964年のこの日、それまでの売血制度をやめ、全ての輸血用血液を献血により確保する体制を確立するよう閣議で決定された。
売血常習者の血液は血球が少なく血漿部分が目立つため「黄色い血」と呼ばれていた。この血液は、輸血しても効果がなく、また、輸血後に肝炎等の副作用を起こしがちだったため、大きな社会問題となっていた。1974年に民間商業血液銀行が預血制度を廃止したことにより、全てを献血で確保する体制が確立した。
____________________

〈今日の格言〉
流れに逆らっちゃいかん。
しかし、流れに流されてもいかん。

【弘世現】

____________________

〈今日の為替〉

●1米ドル=108.98円

●1豪ドル=86.48円

____________________